去年、１０月ハロウィーンで賑わっていたＪＲ仙台駅前で花火を打ち上げたとして警察は中学生など少年２人を軽犯罪法違反の疑いで仙台家庭裁判所に書類送致しました。中学生の少年は「周りとノリを合わせようと思った」と容疑を認めているということです。

コロナ禍では３度目となった去年のハロウィーン。長らく続いた外出自粛ムードも解除の兆しを見せる中、仙台駅西口には多くの若者が集まり、人でごった返していました。

記者リポート
「午後８時過ぎです。仙台駅前では帰宅途中の人がいる一方で仮装をした多くの人がみられます」

数日前には韓国ソウルの繁華街・梨泰院で１５０人以上が亡くなる事故が起きたばかり。警察は警戒を強め対応に当たっていました。そんな中…。
「パーン！キャーー！」
多くの人が行き交う中で突然上がる花火。近くにいた人が逃げまどうなど現場は一時騒然としました。
この事態を重く捉え捜査を進めてきた警察は３月１５日、仙台市に住む１５歳の中学生の少年と当時高校生だった１６歳の少年の２人を軽犯罪法違反の疑いで仙台家庭裁判所に書類送致しました。中学生の少年は回転花火１個を投げ、当時高校生だった少年は花火１発を…